NTT東日本の工場内DX実証実験に
ナカヨ「IoT無線データセンシングシステム」採用
2023年2月2日
株式会社ナカヨ
株式会社ナカヨ(本社:群馬県前橋市、代表取締役社長:貫井 俊明、株式コード:6715、以下ナカヨ)が開発した「IoT 無線データセンシングシステム」が、東日本電信電話株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:澁谷 直樹、以下「NTT東日本」)が行う製造現場での人手不足解決を目的とした工場内DX実証実験に採用されました。
「IoT 無線データセンシングシステム」の機器の特長は、以下の3点です。
- @長距離通信と電波回折性に優れた920MHz帯無線通信方式を使用しお客様環境に柔軟に対応
- Aアナログ信号と接点信号の入力対応により様々なセンサを既存設備へ後付け・外付け設置が可能
- Bゲートウェイ1台で最大50台の通信端末(50個のセンサ)を接続し効率的なデータ収集
この特長を活かし当社工場でも導入しています。本システムは、既存設備の変更やカスタマイズせず、多彩なセンサを使用し見える化でき、レイアウト変更に対応容易な無線を希望する当社現場の声やノウハウが反映されています。これに加え、Cクラウドサーバへのデータ転送機能 もNTT東日本に評価され採用に至りました。
【実証実験概要】
実証実験は、NTT東日本の各種センサデータの収集可能なサービス「置くだけIoT」を活用し2022年12月13日よりNTTエレクトロニクス株式会社茨城事業所にて2023年3月下旬まで実施予定です。「IoT無線データセンシングシステム」 は下記構成の赤枠部分で使用されています。
NTT東日本「置くだけIoT」HPより引用
【実証実験でのIoT無線データセンシングシステム設置画像】
画像ABの通信端末がセンサデータを取得し、@のゲートウェイへ無線通信(プライベートLoRa通信方式)でデータを送信します。
画像@ :9LRゲートウェイ「NT9LR-GW」(プライベートLoRa通信方式)
画像AB :9LR-IF付通信端末「NT9LRLE-WMIF/I」(プライベートLoRa通信方式)
【NTT東日本ニュースリリース】
製造現場での人手不足解決を目的とした工場内DX実証実験の開始
https://www.ntt-east.co.jp/release/detail/20221213_01.html
【ナカヨのIoT無線データセンシングシステム概要】
工場や設備保全会社、オフィス等の現場や設備に設置したセンサ情報を通信端末の無線通信により集約し、「見える化」によりコスト削減や生産効率向上等の課題解決に役立てていただけるシステムです。センサデータを外部サーバ(クラウドまたはオンプレミス)へ転送する機能もあり、本システムをクラウド型データ分析・収集のIoTソリューションの一部分として、現場情報の収集用途で使用いただくことも可能です。
詳細はこちらのURLからご覧いただけます。https://www.nyc.co.jp/solution/iot_ds/index.html
- ※置くだけIoTはNTT東日本の登録商標です。
- ※LoRaはSemtech Corporationの登録商標です。
- ※その他記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
☆本ニュース・リリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。発表日以降に仕様などの情報が変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。