トップページ > ニュースリリース > テレビ電話機「AIO-71」を活用した高齢者支援システムの実証実験を実施

テレビ電話機「AIO-71」を活用した高齢者支援システムの実証実験を実施

2022年8月22日
株式会社ナカヨ

 株式会社ナカヨ(本社:群馬県前橋市、代表取締役社長:貫井 俊明、株式コード:6715、以下ナカヨ)は、大和ハウス工業株式会社、株式会社リバティ・イノベーション、インターテル・インテグレーテッド・システムズ株式会社と協業し、2022年6月14日から同年7月10日にかけて27日間、横浜市栄区の上郷ネオポリスにてテレビ電話機を活用した高齢者生活支援システムの実証実験を実施しました。


事業名

【テレビ電話機を活用した高齢者生活支援】


事業目的

 独居や夫婦のみの生活にご不安を抱える高齢の方で、「パソコン、スマートフォンといったデジタル機器は苦手」といわれる方に向けて、使い慣れた電話機形状のナカヨ据え置き型端末 (テレビ電話機)”AIO-71” を提供することによって、顔を見ながらの通話を楽しむことで希薄なコミュニケーションの改善に寄与すると同時に、操作の有無を通じて日々の間接見守りを実現します。


事業背景

 上郷地区が有る横浜市栄区は2020年の国勢調査でも同区の全人口120,194人のうち、31.2%にあたる37,477人が65歳以上で、これは全国平均の28.0%を大きく上回っています。また、75歳以上の後期高齢者の人口比率は全体の17.6%となっており、2025年には22.0%と更に大きく増えると予測されています。


事業内容

 モニタ様10名に対し、テレビ電話を活用した @顔を見ながらの会話、Aお知らせ機能を活用した情報発信、B音声一斉配信機能を活用した地域防災、C緊急通知・見守り等の生活支援機能を体験して頂きます。


実験結果

 モニタリングに参加頂いた10名のうち8名までがテレビ電話、情報閲覧等で期間中に40回以上端末をご活用頂けるという結果となりました。
 実験期間終了前のヒアリングでも「(期間中)毎日誰かと通話した」、「一人になった時こうした緊急電話が有ると安心」、「離れた所に住む子供とも通話できた」、「(頻繁に使っていたので、実験終了後)電話機が無くなると寂しい」と非常に前向きなご意見をたくさんいただきました。


今後に向けて

 また住民様からは「タッチパネル操作用のペンが有った方が使い易い」、「もう少し字が大きければ見やすくなる」といったご意見も頂きましたので、今後のさらなるシステム改善に向けて、貴重なご意見を有効活用していきたいと考えています。


テレビ電話機「AIO-71」の概要

テレビ電話機の概要(AIO-71)図

※テレビ電話「AIO-71」のご紹介はこちら


見守り(みまサポ3)

見守り(みまサポ3)図

テレビ電話(VocalNET)

テレビ電話(VocalNET)図

 本システムでは地域の閉域網利用で住民様のAIO-71どうしでの無料ビデオ通話が可能ですが、更にインターネット環境を準備頂いてクラウドサーバVocalNETをご利用頂ければ、住民様のAIO-71どうしだけでなく、遠隔地のスマートフォンとのビデオ通話も可能になります。


お問い合わせ先
●AIO-71、VocalNETについて
株式会社ナカヨ 営業統括本部 第一営業部 営業開発グループ 担当:渡、金田
TEL 03-6433-1185 E-mail kikaku_info@nyc.co.jp
テレビ電話AIO-71のご紹介はこちら https://www.nyc.co.jp/products/AIO_71/index.html

●みまサポ3について
株式会社リバティ・イノベーション 担当:森、小林
TEL 048-711-8903 E-mail info@liberty-innovation.co.jp
みまサポ3のご紹介はこちら https://www.liberty-mimasapo.com/

▲TOP