NYC-Si/X 緊急コールシステム 導入事例
安心・安全で良質な医療・介護を通して地域に貢献する社会医療法人青洲会 鹿町福祉村 介護老人保健施設 つつじの郷様に「緊急コールシステム(スマートフォン連携)」を導入していただきました。
- 施設名:社会医療法人青洲会 介護老人保健施設 つつじの郷
- 住所:長崎県佐世保市鹿町町下歌ヶ浦109-1
- 導入時期:2023年2月
- 導入システム:緊急コールシステム(スマートフォン連携)
- 構成機器:緊急コールシステム(NYC-Si)
多機能電話機 15台
スマホ連携アプリライセンス 64台分
デジタル埋込型インターホン 153台
電池レス・ワイヤレス呼出ボタン 366個
廊下灯 182個 - URL:https://sf.seisyukai.jp/
鹿町福祉村 は移転した中学校跡地に2005年3月に開設した、介護老人保健施設つつじの郷・養護老人ホームしかまち・有料老人ホームさくら・ケアハウスかしの木の4施設の総称になります。
介護老人保健施設つつじの郷では、「生活リハビリ」「自立支援介護」を大事にし、専門のスタッフによるリハビリテーション・介護・必要な医療を提供することで、日常生活ができるように援助し在宅復帰を目指しています。
元気になって住み慣れたご自宅に退所出来るように、また在宅復帰が困難な利用者様に対しても同様に、その人らしく元気になっていただけるように、入所者様・ご家族様を中心に全職種の職員が連携してマネージメントを行いご支援する施設になります。
鹿町の中心に位置しながら、山や海に囲まれた緑豊かで清閑な場所にある鹿町福祉村 に「緊急コールシステム(スマートフォン連携)」を採用頂きました。
今回は、鹿町福祉村の介護老人保健施設つつじの郷様にお伺いし、看介護副課長 出口様と事務主任 安藤様にお話を伺ってまいりました。
─導入の背景、経緯等についてお聞かせください。
開設から18年ほど経ち、使用していたPHSシステムが老朽化して修理依頼しても部品が入手困難で簡単に直らなくなり、ちょうど同じタイミングでナースコールもどんどん修理が必要になって同じように部品の調達が難しく、買替えを検討するようになりました。
─導入の決め手(選定理由・条件)がありましたら教えてください。
系列の百年橋リハビリテーション病院で「緊急コールシステム(スマートフォン連携)」を導入したこともきっかけの一つではありました。
さらに電子カルテの導入があり、記録をスマートフォンで行うように変わったことも大きかったです。
最初こそ連絡手段としてPHSが一番良いと思いましたが、電子カルテの記録システムと連動出来ませんでした。
スマートフォンと連携できシステムを一元化できることが前提条件になりました。
─導入効果についてはいかがでしょうか?
「緊急コールシステム(スマートフォン連携)」にして、ナースコールシステムもスマートフォン連携を実現できたことで、とても便利になりました。なにより、スマートフォンとPHSの二台持ちをしないで済みました。
ナースコールシステムを更新して一番便利になったのは「電池レスコードレス呼出しボタン」ですね。個室で利用者様の介護状態にあわせ家具配置を変更する際に、コードが引っかかることも、足りないことも無くストレスフリーで模様替え出来るようになりとても便利でした。
ただ、押す力がある程度必要で、力の弱い利用者様だと力が足りなくて困ったことがあって、端っこの方を押したら楽に押せたので、コツを掴む必要があるなと思いましたね。
「スマートフォン連携アプリ」については、かなリ使いこなせていると思います。最初は外線の鳴り分け設定や朝夜切替などの初期設定に苦労しましたが、総合的に見てもかなり使いやすく改善された実感があります。なにより玄関のオートロック解除がスマートフォンで行えるようになったので、利用者様の介助をしている時に事務所にわざわざ戻って来客対応しなくても良くなったことが便利ですね。
─今後の展望についてお聞かせください。
今後はマットセンサー等老朽化したシステムをリプレースする際もナースコールシステムとの連携を拡充していければと思っています。
他、施設内写真
取材日:2023年11月
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