NYC-Si/X 緊急コールシステム 導入事例
地域に根ざし最善かつ先進のリハビリテーションを提供している社会医療法人青洲会 百年橋リハビリテーション病院様に「緊急コールシステム(スマートフォン連携)」を導入していただきました。
- 施設名:社会医療法人青洲会 百年橋リハビリテーション病院
- 住所:福岡県福岡市中央区清川3丁目17-11
- 導入時期:2022年3月
- 導入システム:緊急コールシステム(NYC-Si)
多機能電話機 11台
大型液晶多機能電話機 8台
スマホ連携アプリライセンス 64台分
デジタル埋込型インターホン 100台
電池レス・ワイヤレス呼出ボタン 167個
廊下灯 61個 - URL:https://h.seisyukai.jp/
百年橋リハビリテーション病院は、2022年4月に堤病院から生まれ変わりました。
超高齢社会を迎え、医療・介護体制の整備が進む日本社会を見据え、医療と介護が連携し「ときどき入院・ほぼ在宅」を実現する地域包括ケアシステムを提供する最新の病院になります。
回復期リハビリテーション病棟(49床)・地域包括ケア病棟(49床)の病棟機能に加え、訪問診療・訪問看護・訪問リハビリテーション・通所リハビリテーション・居宅介護支援事業所を備え、医療・介護の両輪で『地域での活動を育む最善のリハビリテーション医療・介護』を目指しています。
2022年竣工の院内は大きい窓からの明るい日差しに清潔で綺麗な施設と活気溢れる職員様で、コンセプトである『あたたかみ』を全身で感じられます。
地域の皆様に愛され頼られるリハビリテーション病院に「緊急コールシステム(スマートフォン連携)」を採用頂きました。
今回は、百年橋リハビリテーション病院様にお伺いし、事務長 岩屋様と事務部 米倉様にお話を伺ってまいりました。
─導入の背景、経緯等についてお聞かせください。
百年橋リハビリテーション病院は新築の病院なので、新しい技術やシステムをどんどん取り入れて「最先端」を意識して構成したいという思いがありましたので、複数社からプレゼン形式で提案を受け、多様なサービスやシステムとの連携が大事であり、特にスマートフォン連携が大前提でした。
─導入の決め手(選定理由・条件)がありましたら教えてください。
通常のナースコールシステムだと、ナースステーションに置いたナースコールシステム本体をベースにして、PHS用電話交換システムの二つを連携させるという構造が多く、スマホ連携の提案もナースコールとの間に高額なスマホ接続用のシステムが必要というのが多かったです。
ナカヨの「緊急コールシステム(スマートフォン連携)」だと、ひとつのシステムでコストも抑えられ、アフターもワンストップで対応していただけるので採用を決めました。
重要だと思っていた、いろいろな介護医療システムとも連携でき、かつ構成がシンプルなことも良かったと思います。
─導入効果についてはいかがでしょうか?
システム接続構成的には問題ないのですが、新設の建物なので壁の中すべてにしっかりと耐熱構造が入っていて熱も音も電波も通しにくくなっているため、Wi-Fiが安定しないことが一番苦労しました。
Wi-Fiアクセスポイントを部屋ごとに設置するなど、他施設の倍以上導入して増強しており一部は改善傾向にあります。
ナースコールシステムやアプリの使い勝手は特に問題なく、デバイスの基本動作に慣れればストレスフリーで活用できると思いますが、しいて言えばスマホアプリの文字サイズを大きく可変できるようにしていただけると年配の職員は助かります。
今回かなりの数の電池レスワイヤレスボタンを導入し、死角のない設計に近づいてると実感しています。
ただ電池レスであるが故仕方がないとは理解してますが、押し込みにある程度の力が必要なので力がでない一部の利用者様によっては押し込みが軽い電池式ボタンや有線ボタンも併用しようと考えています。
─今後の展望についてお聞かせください。
今回の導入に関して、ナカヨのサポートもしっかりしていて話が伝わりやすくて安心できました。電話機も何の支障もなく快適に利用できています。
今後まだまだ、システムごとの連携を強化したり、グループ施設間の連携を構築していきたいと思っています。
各場所設置の「電池レスワイヤレス呼出ボタン」
その他システムおよび設備
取材日:2023年11月
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